概要
オートメーションを利用するには、Visual BasicやVBA(Visual Basic for Application)の基礎知識が必要です。基礎知識は市販の書籍を参考にしてください。
オートメーション
オートメーションはMicrosoft WordやExcelのマクロ、Visual BasicやVisual Basic
Editorの スクリプト処理ツールで他のプログラムを制御できるメソッドを提供します。
オブジェクト
特定のデータとそれを操作する関数の両方を持つエンティティのインスタンス。
メソッド
オブジェクトに対する動作の要求です。オブジェクト内の関数で、外部から呼び出せます。
オートメーション サーバ
オートメーション対応のアプリケーションです。
オートメーション クライアント
オブジェクトのプロパティやメソッドを使用して、制御するアプリケーションです。
BeDrawのオートメーション機能を利用するには、オートメーション クライアントを作成します。
BeDraw オートメーション
オートメーション クライアントからBeDrawを起動して、作図するプロパティとメソッドを提供しています。
オブジェクト
オブジェクト |
BeDraw.Document |
座標 |
実寸値 mm |
メソッド
制御メソッド
Init |
BeDraw初期化 |
Quit |
BeDraw終了 |
GetVersion |
バージョンを取得 |
ファイル メソッド
New |
新規作成 |
Open |
開く |
SaveAs |
名前を付けて保存 |
作成者名メソッド
GetAuthor |
作成者名を取得 |
SetAuthor |
作成者名 |
GetOrganization |
作成者所属を取得 |
SetOrganization |
作成者所属 |
表示メソッド
SetVisible |
表示/非表示 |
Redraw |
再表示 |
用紙メソッド
SetPaper |
用紙サイズ |
SetScale |
縮尺値 |
SetOrigin |
図面原点 |
レイヤ メソッド
SetLayerGroup |
書き込みレイヤグループ |
SetLayerGroupName |
レイヤグループ名称 |
SetLayerGroupScale |
レイヤグループ縮尺値 |
SetLayer |
書き込みレイヤ |
SetLayerName |
レイヤ名称 |
属性メソッド
SetColor |
色 |
SetColorNo |
色 |
SetRGB |
色 |
SetLineType |
線種 |
SetLineTypeNo |
線種 |
SetLineWide |
線太さ |
描画メソッド
MoveTo |
絶対位置 |
MoveToRel |
相対位置 |
LineTo |
連続線 |
LineToRel |
相対連続線 |
AddLine |
線 |
AddCircle |
円 |
AddArc |
円弧 |
AddPoint |
点 |
AddEllipse |
楕円 |
AddEllipseArc |
楕円弧 |
AddMarker |
マーカー |
文字メソッド
SetFormat |
文字属性 |
SetTextFormat |
カレント文字属性 |
SetTextAngle |
文字角度 |
SetTextAlign |
文字原点 |
SetTextGap |
文字行間 |
AddText |
文字 |
TextReplace |
変数文字置換え |
グループ メソッド
StartGroup |
グループ開始 |
EndGroup |
グループ終了 |
部品メソッド
SetPartAngle |
部品角度 |
SetPartFactor |
部品倍率 |
SetPartLayer |
部品レイヤ |
OpenPart |
部品を開く |
SaveAsPart |
部品保存 |
詳細は、BeDrawファイル形式HTMLヘルプをダウンロードしてご覧ください。
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