|
ドラフター感覚のオフセット方法 |
|
|
[グリッド通過点]と[グリッド通過点変更]などをショートカット キーに割付けて使用すると、ドラフター感覚のオフセット作図ができます。
【設定方法】
- [表示]メニューの[ドラッグ表示の設定]で[位置]を「グリッド通過点」にします。
- 用紙サイズ・縮尺に応じて最小ピッチ寸法を決めます。
例えば、A1・1/100 で100mm、A3・1/100で50mmなどにします。
- [表示]メニューの[グリッドの設定](図1)で
- [X間隔] [Y間隔]を最小ピッチの10倍(1000mmなど)にします。
- [1/N間隔グリッド]と[図面拡大のみで表示]のチェッ クします。
- [グリッド通過点変更]でグリッド再描画により、グリッド上の線が消えてしまいますのでグリッドは点表示の方が良いです。
図1
グリッドを点表示にした時は、[表示]メニューの[色と線種の設定]でグリッドの色を見やすい白やグレーなどにすると良いです。(図2)
図2
これをテンプレートに保存しておくと再設定が不要になります。
- [モード]メニューの[カスタマイズ]で[キーボード]タブのショートカット キーを設定します。(図3)
キー |
コマンド |
0 |
1/10グリッド表示 |
1 |
グリッド表示 |
2 |
1/2グリッド表示 |
3 |
1/3グリッド表示 |
4 |
1/4グリッド表示 |
5 |
1/5グリッド表示 |
A |
グリッド通過点変更 |
G |
グリッド(点検出) |
Shift+A |
グリッド通過点 |
|
|
図3 |
【使用方法】
- グリッド通過点[Shift+A]で、オフセット原点としたい位置をクリックします。
- 点検出モードをグリッド点[G]にすると、通過点を原点としてピッチ毎のオフセットを表示しますので、それを元に図形を描きます。ピッチを変更したい時は、[0]〜[5]キーで変更します。
- 図形描画中に原点を変更したい時は、グリッド通過点変更[A]で最後にクリックした点に原点が移動し、そこからのオフセットを表示します。
|
|